まだ魔法があたりまえのように存在し、天かける飛空挺が大空を埋めていた時代の物語…。来るべき戦乱に備え、強大なアルケイディア帝国は、その周辺諸国に侵攻し次々と支配下においていた。それは物語の舞台となる小国ダルマスカも同じであった。ダルマスカの王都ラバナスタにアルケイディア帝国から新たな執政官が到着した。ラバナスタのダウンタウンに住む若者ヴァンにとっては、唯一の肉親であった兄の命を奪ったも同然ににくき仇ともいえる存在である。ヴァンは一計を案じ、一泡吹かせようと新執政官のいる居城へと侵入をはかった。お宝のひとつでも盗んでやろうという魂胆であった。ところがそこでヴァンは思わぬ事件と遭遇することになる。先の戦乱に最中死んだとされていたダルマスカ王国の王位継承者である、王女アーシェとであったのだった…。行方不明とされてきたダルマスカ王国の王位継承者、唯一の生き残りである王女アーシェの姿をレジスタンスの中に見つけたのであった…。すべてを失った王女アーシェ、ヴァンの友人のパンネロ、空賊バルフレアとその相棒フラン。そして、ダルマスカ王国将軍でありながら、国王を殺害したバッシュ。多くの出会いと冒険を軸に、アルケイディア帝国侵攻の裏に隠された謎をめぐるストーリーがいヴぁーリスを舞台に繰り広げられる。
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